好印象な本部だったとしても３社以上の面談は必須です。
良い噂ばかりの本部様でも失敗することはありますし、悪い噂ばかりの本部でも大成功する可能性はあります。業態やサービス内容はもちろんですが、加盟検討者様との相性がとても重要ですので比較検討は慎重に行いましょう。

流行りの業界・業態は確かに瞬発的な売上は出せますが、流行が落ち着く時に売り上げが下がるのは加盟店だけではありません。本部も同様に経営が悪化する可能性もあり、その結果サポートが行き届かなくなったりブランド自体の継続が困難になることもあります。流行だけでフランチャイズを選ばず、本当にあなた自身がやりたいことなのか、流行の背景にはなにがあるのか、今後その業界・業態はどうなっていくのかを見極めたうえで加盟しましょう。

本部との面談時に「良さそう」と思うことは多々あると思います。ただ、その感覚だけで加盟を決めてしまうのは非常に危険です。よいところだけではなく、リスクの部分もしっかり考えましょう。そのリスクをどうリカバリーするか、成功している加盟店はどのように運営しているか、SV（スーパーバイザー）の方はどのような方なのかなど、不安材料を可能な限りつぶすように本部とは何度も面談して加盟を決めましょう。

フランチャイズを良く知っているプロに相談しましょう。本部との面談ではよい側面は見えても悪い側面はなかなか見えないものです。検討しているフランチャイズがある場合、同じ業界のフランチャイズとの違いや業界特性などの情報や、隠れたリスクなどを、いくつものフランチャイズを知っているプロに聞きましょう。

フランチャイズには契約期間というものがあります。業績が良くないからと言ってすぐにやめれるものではありません。契約期間内の解約は違約金がとられることもあります。収支はもちろん大切ですが、長く続けられるビジネスなのかという視点も持ちましょう。市場的な観点や業務量、人材採用の観点など様々な側面から検討することをおすすめします。